自己肯定感を上げる OUTPUT読書術をやってみた。読書後のインプット方法に悩んでいる方にはおすすめの一冊。

『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』
をやってみました。普段読書をして読みっぱなしに人には向いていると思います。

こちらは新卒の方やインプットがほとんどになっていて、どんなアウトプットをするかという方ににはおすすめです。配信で聴く方はこちら。

本の説明

まずは本の説明からです。

タイトル
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術

作者
著 アバタロー

Amazonの説明から

///一歩踏み出す勇気を、読書×行動(OUTPUT)から始めよう。/// 2021年は激動の時代を迎える。 コロナ禍で先行きが不透明になり、大不況の足音が聞こえてくる。 ただ、そんな時にも勇気を持って、一歩踏み出す必要がある。 本書は、そんなあなたの第一歩を「読書×行動」、つまりOUTPUT読書術によって踏み出すことを提案している。 読書はそもそもINPUTがメインだが、本書ではあえてOUTPUT――それは行動変容を促す第一歩の行為――だと定義している。 OUTPUTをするということは、そもそも第三者や社会に対して、自分の考えを伝えるという行為に他ならない。それは、一個人の存在を屹立しなければ、この時代を乗り越えることができないことともいえる。 著者は「渋い声」でお馴染みのアバタロー氏。書評YouTuberの中でもひと際異彩を放つ謎の人物である。

Amazonの商品ページから

本を簡単に読んでみて感じた内容

最初の方はどちらからと言えばインプットの方法を進めている印象です。
インプットの重要さや本を継続して読むことの大切さを入念に説明していたという感想です。
これまで全く本を読んでこなかった人におすすめできそうな内容ではありました。

本自体はかなり読みやすいので、今までビジネス書をそこまで読まなかった方が1冊目にこちらの本を読むのいいかもしれないです。とりあえず愚直にこの本に従っててインプット→アウトプットすれば、初めての人でも流れは理解できると思います。

アウトプットというと世の中にブログなどでするイメージもありますが、書籍の中ではそういったことではなく自分だけやもっと小さい範囲のものを含めているので、アウトプットするハードルは下がるのかなと思います。

選書の方法論という内容もあるので、どんな本を選ぶか悩んでいるならそこの部分はおすすめです。

逆に普段からアウトプットをしていてさらに高度なアウトプットする内容を探しているような人にはあまり向いていないかもしれません。

実行した内容

以下が実行してみた内容です。

ウォッシュ村上の場合

1回目は目次を見て流し読み そしてkindleで気になるところをハイライトしまくる
2回目はもう1回見て気になるとこをメモに箇条書き iPad
3回目はスプレッドシートに残す

という内容で実行してみました。流し読みして気になる箇所に付箋という内容なのですが、Kindleで行うと難しかったので、自分なりにアレンジして上記の方法を行いました。

グッチ谷口の場合

1.流し読みして気になる箇所に付箋
2.付箋を中心に読み返し事実(主張)と自身が感じたことをメモ
3.ブログにまとめる

という方法で行いました。実際に書籍の内容に沿っておこなっています。

実行してよかったことや感想

とりあえず本の内容を早く残せるようになった。書籍を読むスピードは上がったと思います。どちらかといえば読むというより感じた内容を残すという読み方です。
読む前の段階で選書しないといけないですが、読みたい本をまとめてリスト化していくのがいいのかと思いました。そうすると全体としてもっと意識的に読み進められるそうです。

ビジネス書やってみるのポッドキャストでは話す前に内容をテンプレ化していいます。
なのでそのテンプレの内容をもっと作り込んでもいいかと思いました。話す内容をテンプレ化しているのでその内容に合う部分を意識的に読むと効率が良いと感じました。

本の内容を構造的にインプットすることができるようになりました。

  • あらすじ
  • 主張や事実
  • 自分がそれに関して感じたこと
  • まとめ
  • みたいな形でまとめて人に話せる。

上記のようにブログにまとめることで記録にも残るし、PVとしても出るし自己肯定感が上がります。
ただ感じた内容を日記のように書くのではなく、構造的に話したり書いたりする意識ができました。

難しかったとこ

普段から読書とかやってる人には物足りないかもしれないです。
自分の知識範囲外のアウトプットの方法をたくさん知りたい人や、対外的なアウトプット方法をいっぱい知りたい人には向いてないかもしれません。
書籍の中でできる対外的なアウトプットの方法としては

  • SNS
  • ブログ
  • ポッドキャスト
  • 動画


なので、そういった事を普段からやっているのであれば、さらに何かを行いたいという人には物足りないかもしれません。もちろん本のまとめを紙一枚にまとめたりや、これ以外のアプトプット方法はあるのでそういったアウトプット内容を知りたいのであればおすすめです。
これからビジネス書を読んで成長したいという人にはいい内容だと思います。

あと小説など純粋に読書の時間を楽しみたいならそのまま読んだほう楽しいので、こちらの本の内容は行わない方がいいと思います。もちろん小説などはそういった方法では読まないとは思いますが。

読書初心者を安心させるフレーズが前半に多かった印象です。なのでその説明の分ちょっとボリュームが少なく感じるのかなと思います。

まとめ

良かったです。実際に読書のまとめは早くなりました。
本の内容に関しては部分的に内容が飛んでいる印象もあったので、その辺りはもっとまとめてあってもいいのかなと感じます。

最近は読書に至っても読むだけだったので、あらためてアウトプットの大切さに気づくことができたと思います。
構造的にものごとをインプットするだけでも頭がスッキリするので、今後も続けていきたいと感じます。
その中で自分なりのやり方を発見していきたいです。

興味があれば読んでみてください。

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