次の会議までに読んでおくように!かなり即効性のある実践内容。会議に悩みがあるなら今すぐに読みたい。

『次の会議までに読んでおくように!』
をやってみました。これは効果が分かりやすかったのでおすすめです。
やってみたこと紹介します。

昔ながらの会議ではなくモダンミーティングというものをどう行うかというのを簡略に分かりやすく書いている本です。配信で聴く方はこちらから。

本の説明

まずは本の説明からです。

タイトル
次の会議までに読んでおくように!

作者
著 アル・ピタンパリ
訳 阿部川久広(あべかわ・ひさひろ)

Amazonの説明から

妥協しない、止まらない、先送りしない。 これが史上最強の会議術!
たかが会議とあなどってはいけません。 会議は、戦争が最終手段であるように、ビジネスにおける最終兵器なのです。 フォーチュン500に載る大企業で行われているダメな会議の数々を目撃した著者が、 シンプルで誰でも実践できる7つの原則を提案! この7つの原則を、チームのみんなでシェアすれば、今すぐ最強のチームに生まれ変わります! 日本翻訳刊行を記念して、著者インタビューも巻末に収録。 「早く終わらないかな…」 そんな会議の連続にお悩みの方にも、お薦めの1冊です!

Amazonの商品ページから

本をざっと読んでみて感じた内容

具体的な内容で実践しやすいです。文章量も少なく早く読み終えるので、ページ数と価格を考えた場合のコスパは悪いかもしれないと最初は思いました。
ただ色々なビジネス書があるが色々な事が書いてあり、逆に実践できないものも多いと思います。
なので読み切れる量で次の日にでも実際に実践できるのでそういった行動に移せるという意味であればかなり良いなと感じます。

またタイトルにある通りページ数が少ないので『次の会議まで読んでおくように!』というのを言われてこの本を渡されてもそこまで重荷に感じないかもしれないかなと感じます。

内容もかなりわかりやすいので実行するのでも手順通りに行えました。

7つの内容を実行した

具体的に下記の内容が実践できる内容として書かれていました。

  1. モダンミーティングは、すでにある意思決定を後押しする
  2. モダンミーティングは、素早く進行し、時間通りに終わる
  3. モダンミーティングは、出席者を制限する
  4. モダンミーティングは、準備不足を許さない
  5. モダンミーティングは、必ずやり遂げるためのアクションプランを創り出す
  6. モダンミーティングでは、情報シェアはしない。
  7. モダンミーティングは、ブレインストーミングと併用されてこそ、よりその威力を発揮する

というものです。こちらはポッドキャストのパーソナリティーのウォッシュ村上とグッチ谷口が事前にミーティングをするのですが、その際に実際に行ってみました。

6.に関しては情報をシェアするだけの会議は行わないという意味です。なのでたまにある『こんな良い情報があったよ。』みたいな内容は会議ではなく別の機会を設けて行えというようなニュアンスです。

2と3に関しては元々その通りに行っていたので今回は行いませんでした。

1.に関しては事前に『こういったことを決めよう』という内容をスプレッドシートで共有しておいて、それを決めるというような感じで行いました。今回がビジネス書やってみるの初めての会議で判断が迷う決定事項が多かったので、それを事前に共有してました。

4.は1にもある通りスプレッドシートで内容を共有していたのでスムーズに進められました。基本的にはその日にこういったことをしたいという相談は無しにして、事前に相談してスプレッドシートに落とし込むような形にしました。

5.これは次回の収録を何にするかは事前に決めてそれに対してのどのようなアクションを取るか決めました。次回のポッドキャスト収録までこの本を読んでおく、そしてそれに対して各自で実践する内容を決めて自分でやることは管理しよう。というような形です。

6.も情報のシェアはLINEや他のもので行って、会議にはそういったことはなるべくしないようにしました。会議ではなくポッドキャストを収録してる最中に情報のシェアをやってしまうこともあります。

7.は『miro』というオンラインホワイトボードというツールを使って会議をすることもあります。それで情報を文章以外でも可視化して、分かりやすくまとめて行うことを明確にしました。このツールは非常に便利でした。遠隔でも同時にホワイトボードが使える感覚で使えます。

https://miro.com/ja/

良かったこと

実際に良かったことは

行うことを7つに絞っているいるのがわかりやすいです。これに限ります。
色々なテクニックがいっぱいあると本としてはお得感はあるのですが、逆に何をしていいかわからなくなることも多いのではと思います。

アウトプットをしやすいのも良かったです。会議というのは普段から行うのでそういった場で使える内容なので良かったです。

内容として個人でも全体に対して行えるので、まず自分がやってみて全体に使えるというような感じでもいけそうでした。例えば事前に資料を用意して配るというのも自分だけでも行えたりするので。

ビジネス書をやってみるという企画にはかなり相性が良い内容だと感じました。

難しかった点

特には無いです。
強いていえば斬新な内容は特に無いので、色々な会議の方法を模索して実行してる人にはおそらく全部の内容が重複してるかなもしれないです。目新しい技術というものは特にありませんでした。
本の内容としては会議内でコミュニケーションを取らないようなスタンスではあるので、何も言わずにそのまま実行すると関係性がギクシャクしそうです。ミーティングをコミュニケーションの手段と捉えているなら、この方法は合わないかもしれないです。なので行うなら会議の前後で雑談の時間を設けても良いかもしれないです。

まとめ

これは実践してかなり良かったです。
会議をダラダラやってしまったり、新卒の方などこちらの本は非常に有効だと思います。
かなり即効性はあるので明日から会議の方法を直そうと思っていてもおそらく実行は可能だと思います。

興味があればこちら本を読んでみてください。

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